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お知らせ
2012年3月1日
実篤三女・辰子氏のエッセイ集『父・実篤の周辺で』を刊行
 調布市武者小路実篤記念館〈友の会〉の発足25周年を記念して、調布市武者小路実篤記念館運営事業団共同で、実篤の三女・武者小路辰子氏が父の思い出を綴ったエッセイ集『父・実篤の周辺で』を出版しました。
 著者の辰子氏は、実篤の死後、折に触れて父の思い出を綴ってこられ、昭和58年にはこれらをまとめた『ほくろの呼鈴 父・実篤回想』(筑摩書房)が出版されています。その後も、実篤が創設した共同体・新しき村の機関誌を舞台に連載を続けられ、本書はこれらをまとめて刊行するものです。
 本書に書かれた、文豪・画家としてではない、一人の父としての人間味あふれる姿が、武者小路実篤を身近に感じ、関心を深めていただくきっかけとなることを願っております。

頒価  :1冊 1,800円
販売場所:調布市武者小路実篤記念館ミュージアムショップ
     ※一般書店では販売しません。
     ※ 発送も承ります(送料別途)
     ※版元絶版となっている前著『ほくろの呼鈴』も当館に在庫がございます。