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東日本大震災から六年目を迎えるのを機に、その記憶を風化させないために、全国文学館協議会が全国の会員館に呼びかけ、共同展示「3.11 文学館からのメッセージ―天災地変と文学」が開催されます。
調布市武者小路実篤記念館は、この共同展示に参加し、2月15日(水曜日)から3月12日(日曜日)に調布市西部公民館で開催する出張展示「武者小路実篤を知っていますか 生き方に学ぶ」において、コーナー展示「武者小路実篤が見た関東大震災」を行います。
武者小路実篤は、大正12年9月1日に発生した関東大震災では、自らは宮崎の新しき村にいましたが、母と甥が被災して一時消息が分からず、生家が焼失、また『白樺』が終刊するなど、大きな影響を受けました。
『白樺』に触発されて画家となった河野通勢(こうの・みちせい)は、武者小路邸の焼け跡をスケッチしたのを皮切りに、都内あちこちの被災状況を見て回り、ルポルタージュをエッチングで作品化しました。
コーナー展示「武者小路実篤が見た関東大震災」では、河野のスケッチやエッチングの写真パネルで当時の様子を知るとともに、被災後間もなく実篤が書いた詩「用意はいいか」をパネル展示し、厳しい状況下でも前を向こうとする不屈の姿をご紹介します。
会期:2月15日(水曜日)から3月12日(日曜日)
会場:調布市西部公民館(調布市上石原3丁目21番地6 ※2階)
交通:・京王線「西調布駅」から徒歩15分
・調布駅南口4番バス乗場から「飛田給駅北口行き」で「西部公民館・児童館前」下車
電話:042-484-2531
※出張展については、下記をご参照ください。
http://www.mushakoji.org/schedule/tenji.html
・全国文学館協議会第5回共同展のチラシ
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