過去の特別展(テキストファイル) 平成16年〜平成17年 「日記に読む実篤」    会期:平成16年4月17日(土曜日)から5月23日(日曜日) 内容:実篤は生涯につけた日記四冊を全て刊行している。実篤は日記に、客観的な記録より、感情や感想など主観を書き留めることに重きを置き、そこには彼の内面が生き生きと記されている。また、志賀直哉、岸田劉生ら実篤と深く関わった人々の日記からは、他者から見た実篤の姿を知ることができる。自身と他者の日記を通して、一人の人間として実篤の等身大の姿を読み取る。 秋の特別展「ポスターの美」 会期:平成16年10月23日(土曜日)から11月28日(日曜日) 内容:実篤の文学、美術、演劇、新しき村の活動を通して制作されたポスターに注目し、日頃見逃しがちなポスターの美を見直すとともに、それらが伝えるその時々の武者小路実篤自身や作品のイメージと、その背景を探る。 「筆の向くまま〜所蔵文学資料名品展」 会期:4月29日(金曜日・祝日)から6月5日(日曜日) 内容:調布市武者小路実篤記念館は、昭和60年10月の開館以来一貫して、実篤に関する貴重な資料の収集に努めて来た。開館20周年を記念し、200タイトル余を所蔵する原稿を中心に文学資料の名品を紹介し、20年間の収集の成果を報告するとともに、自筆原稿から伝わる作者の息遣いに触れる。