調布市武者小路実篤記念館

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お知らせ

2015.5

光藻(ヒカリモ)が見頃です

 実篤公園の菖蒲園の奥で、光藻(ヒカリモ)が見頃を迎えています。
 光藻は、単細胞の藻の一種で、群生して水に浮かび、光を反射する事で黄金色に光って見えます。実篤公園では、例年5月のゴールデンウィーク前後から光り始め、9月頃まで光って見えます。
 ただし、強い雨や強風などで水面が乱れると、一時的に見られなくなることがあり、また、近年は猛暑の時期は見られなくなり、暑さがピークを過ぎると再び見られるようになります。
 光藻の見え方は天候などのコンディションによって異なります。光藻はきれいな水がある洞窟や日陰の池で生育しているので、環境が変わると発生しなくなる危険があります。近づかず、必ず木道の上からご覧ください。
 これらをご理解のうえ、お出かけください。

ひかりも

 なお、近年、下の池にもヒカリモの生息が広がっています。
 暖かく晴れた日が続くと、下の池で水面がホコリに覆われているように見えることがあります。これは汚れではなく、光藻です。
 10マイクロメートル(ミクロン)程度のごく小さな単細胞生物である光藻が水面に浮かんでいるためにこのように見えます。
 洞窟のように日を遮るものがなく明るいため、光って見えませんが、ヒカリモの密度が高くなると、池の縁の影になっている所では光って見えることもあります。
 覆うものがないため、菖蒲園の奥よりいっそう天候の影響を受けやすく、水面の様子は日によって変わります。
 ご理解くださいますようお願いいたします。

ひかりも ひかりも