調布市武者小路実篤記念館

サイトマップ個人情報の取扱

  • 文字の大きさ
  • 小
  • 中
  • 大

展覧会

平成29年度 展覧会概要(2017年4月〜2018年3月)

春季展「自然は美を愛す」実篤書画展

平成29年3月18日(土曜日)から4月23日(日曜日)

実篤は、40歳を過ぎてから絵筆をとり、野菜や花、自然の美しさを描き、独特な画風で広く親しまれました。
自然の美しさ、不思議さに感心し、その美しさを描きたいと願った実篤は、自然のどのようなところに惹かれたのでしょうか。自然を描いた生き生きとした書画を紹介し、彼が感心した自然の美を感じていただけたらと思います。

春の特別展「武者小路実篤の出版事情 『白樺』『大調和』を中心に」

会期:4月29日(土)から6月11日(日)

いつも「言いたいこと」に満ちあふれ、何かを書かずにはいられなかった実篤は、明治 43(1910)年に同人雑誌『白樺』を創刊して以来、ほぼ切れ目なく主宰雑誌を持ち、出版依頼が途切れれば自ら主体となって出版社を興してでも執筆を続けました。
『白樺』は全160号、順調に発行し続けられたかのようにみえますが、内実はどうだったのでしょうか。今回の展覧会では、発行所や印刷所・製版所など、あまり注目されることの少ない「出版の裏方・裏事情」にもスポットを当てます。
また、2017年は、実篤が昭和2(1927)年に雑誌『大調和』を創刊して90周年目に当たります。雑誌をよりどころにユニークな公募展を生み出した『大調和』。生涯を通じて幅広い交友を持った実篤の、人脈の源泉の一つはここに見いだせると言えるでしょう。
そのほか、実篤の発案で作られた日本で最初の文庫本「村の本」や、自作を振り返る機会ともなった全集の刊行などを取り上げ、絶え間なく続いた実篤の出版活動をたどります。

 
    

館内整備(燻蒸消毒)のため全館休館

期間:6月13日(火曜日)から23日(金曜日)

*閲覧室は6月24日から再開室

夏休み企画「知ってる? 武者小路実篤」

会期:7月1日(土曜日)から8月27日(日曜日)

武者小路実篤って何をした人?
どんな人で、どんな作品があるの?
小説「友情」、「愛と死」や戯曲「その妹」など文学の仕事をはじめ、野菜などを描き味わい深い言葉を添えた書画の制作、誰もが人間らしく生きられる社会を作ろうと共同体・新しき村を始めるなど、実篤は様々な活動をし、多くの作品を遺しました。
夏休みを機会に初めて学ぶ人にもわかりやすく紹介します。
また、資料館展示コーナーでは、調布市市郷土博物館による展示「実篤公園は縄文遺跡だった?」を開催。実篤公園開園時の発掘調査で出土した土器・石器などを展示しています。(8月1日(火)まで)

秋季展「人を描く、人を書く」

会期:9月2日(土曜日)から10月15日(日曜日)

40歳を過ぎて絵筆をとった実篤は、野菜や花など自然の美しさを描くと同時に、家族やモデルの人物画を描くことにも熱心でした。また、絵画だけでなく文章でも、過去の芸術家から身近な人物まで、実篤の感じた人柄や学ぶべきことなどを書いています。実篤の視点を通して表現された「人」を、人物画と原稿からご紹介します。

秋の特別展「素直に楽しむ 武者小路実篤と民藝」

会期:10月21日(土曜日)から12月10日(日曜日)

当館が収蔵する武者小路実篤の愛蔵品には、浜田庄司や黒田辰秋など民藝運動に参加した作家の作品から、李朝や日本民窯の陶器、御所人形や張子などの郷土玩具まで、数多くの民藝品があります。実篤はそれらを身近に置いて日々楽しみ、しばしば絵のモデルにもしました。平成28〜29年に行った調査の成果を受け、実篤コレクションの民藝品を紹介するとともに、白樺同人で民藝を提唱した柳宗悦の収集品を共に展示し、美意識との共通性と違いをご紹介します。

 
    

企画展「画家の手紙 制作と友への思い」

会期:12月23日(土曜日)から2018年(平成30年)1月28日(日曜日)

日本近代洋画を代表する画家・岸田劉生は、実篤著『友情』の装幀を依頼されて「君の出す本は皆僕にさせてもらへバ光栄と思っている」と手紙に書くなど、友情と制作への思いを熱くつづった手紙が多く残っています。所蔵する岸田をはじめ、実篤と交流のあった河野通勢、木村荘八らの手紙から、画家ならではの視点や個性豊かな書き文字の魅力をご紹介します。

春期展「実篤の言葉 画讃と詩を中心に」

会期:2018年(平成30年)2月3日(土曜日)から3月11日(日曜日)

実篤といえば親しみやすい画に「仲よき事は美しき哉」などの言葉が添えられた作品がイメージされ、実篤作品と知らなくても、それらの言葉を耳にした事がある方も多いでしょう。
画にぴったりと寄り添った実篤の画讃や、実篤が書く言葉からは、人生への賛美と前向きな肯定が感じられ、見る人に生きる力を与えてくれます。 実篤の画讃と詩を中心に、言葉に注目して作品を選び、実篤が書く言葉の力の根源を探ります。

企画展「筆の向くまま 実篤の自筆原稿」

会期:2018年(平成30年)3月17日(土曜日)から4月21日(日曜日)

当館が所蔵する300タイトル余の原稿から名品を紹介し、多彩な文学世界と、一見素朴とも見える文章から人の心に響く言葉の魅力に触れるとともに、自筆原稿から伝わる作者の息遣いを感じていただきます。