一般財団法人調布市武者小路実篤記念館は、次のような目的と事業のため設立されました。
この法人は、調布市武者小路実篤記念館(以下「記念館」という。)の事業運営をとおして、武者小路実篤の業績を顕彰し、調布市の文化と市民等の教養の向上に寄与することを目的とする。(定款 第2章 第3条)
この法人は、前条の目的を達成するために、次の各号に掲げる事業を行う。
- 記念館の管理運営に関し、調布市より受託した次の事業
- (1)資料の収集保存及びその調査研究
- (2)資料の展示及び閲覧サービス
- (3)講演会、講座等の開催
- (4)資料に関する各種刊行物の編集及び発行
- (5)記念館友の会の運営
- (6)その他、記念館の管理運営のために必要な事業
- 前号に掲げるもののほか、この法人の目的を達成するために必要な事業
(定款 第2章 第4条)
調布市武者小路実篤記念館は、調布市を終焉の地とした武者小路実篤の業績を顕彰することにより、広く市民文化の向上をはかることを目的として設立さ れたものでありますが、個人を顕彰する公立の記念館としては、小規模ながら平明で象徴性の高い建物とともに、企画展示・資料の収集などを中心とする運営のあり方は、今日まで高い評価を得てきました。
また、この間、全国各地から多数の愛好者が訪れており、さらに武者小路家をはじめ関係者(機関)との間の良好な信頼関係や協力体制が着実に築かれてきました。
こうしたことから、調布市が広く誇り得る文化の拠点の一つとして将来にわたって一層の充実と発展が期待されており、記念館事業の適正かつ効率的な運営をはかるための組織として、ここに新たに調布市武者小路実篤記念館運営事業団を設立するものであります。
平成4年1月1日
(調布市武者小路実篤記念館運営事業団は平成25年4月1日をもって、法人格を得て、一般財団法人調布市武者小路実篤記念館になりました。)