調布市武者小路実篤記念館

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実篤公園の春夏秋冬

花など植物の見ごろは天候により前後しますので、電話で確認の上、お出かけ下さい
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掲載している写真は昨年までのものです


実篤公園の春(2月から4月頃)

蕗の薹は膨らみ、福寿草の鮮やかな黄色に春の足音を感じます。赤やピンクの椿の花が、濃緑の葉に映えます。春の訪れが早ければ、桜や片栗などが開花し、辛夷の白い花が青空に映え、山吹の黄色が池の水面に映ります。やがて染井吉野が見ごろを迎え、花々が咲き競い、木々の枝先に、園路の脇に、薄紅・朱・赤紫・青紫・白・黄色と色彩があふれます。陽射しが日に日に強まり、瑞々しい黄緑に光る新緑が色を深めてゆき、やがて初夏へ向かいます。

春の花など

スイセン、フクジュソウ、ツバキ(ワビスケ、オトメツバキ、ヤブツバキ、獅子咲き、他)、フキノトウ、ウメ、木々の冬芽、ヒイラギナンテン、アセビ、ヒュウガミズキ、コブシ、ヒメオドリコソウ、ホトケノザ、ヤマブキ、キランソウ、ムラサキケマン、タチツボスミレ、カタクリ、ヒトリシズカ、サクラ、イカリソウ、モクレン、シャガ、ハナニラ、タンポポ、シロバナタンポポ、八重桜(フゲンゾウ)、タケノコ、キリシマツツジ、イカリソウ、キランソウ、ハナミズキ、イチハツ、ミヤコワスレ、チゴユリ、ホウチャクソウ、ナルコユリ、ノイバラ、フジ、エゴノキ、トキワツユクサ、マツバウンラン、カキ(花)

  • 春の花など
    [春の花(上段:八重桜、桜、中段:紅乙女、山茶花、下段:蕗の薹、福寿草)]


実篤公園の夏(5月から8月頃)

菖蒲園の奥で光藻が金色に輝く季節。日に日に濃くなる新緑のもと、宝鐸草の花が葉陰で揺れ、紫式部の花に丸花蜂が訪れます。初夏の陽射しに柘榴の花の朱色が鮮やかに映え、緑陰に南天や熨斗蘭の白い花が灯ります。菖蒲園では花菖蒲が咲き、雨の季節になると竹林が霧雨に煙ります。梅雨が明けると夏の陽射しに木々の葉が濃い影を落とし、緑陰に山野草が可憐な花を咲かせます。緑深い樹木が強い陽射しに濃い陰を落とし、池の水面を風が渡り、炎天下の道から園内に入るとほっと息をつけます。滝の水音が耳に涼しい園内では山野草が咲き、蝉の声が響き、大型の蝶や蜻蛉が舞います。

夏の花など

タケノコ、シャガ、イチハツ、ホウチャクソウ、ミヤコワスレ、アマドコロ、トキワツユクサ、マツバウンラン、カキ(花)、シャリンバイ、エゴノキ、ホオノキ(花)、スイカズラ、サイハイラン、ノイバラ、ニワゼキショウ、ユズ(花)、ザクロ(花)、ムラサキシキブ(花)、ルイジアナアイリス、ジャーマンアイリス、ハナショウブ、アジサイ、トキワツユクサ、ハナショウブ、ニワゼキショウ、アジサイ、ナツツバキ(シャラ)、ナンテン(花)、ツユクサ、ノシラン、モジズリ、ヤブミョウガ、ヒオオギスイセン、タマリュウ(花)、ハナゾノツクバネウツギ、タマリュウ(花)、ヤブカンゾウ、ハナゾノツクバネウツギ、ヤブミョウガ(花)、ヤブラン、サルスベリ、キノコ各種、青柿(カキの実)、エゴの実、ゴーヤ(グリーンカーテン)、ミニカボチャ(グリーンカーテン)、ミズヒキ、オニユリ、フユサンゴ(実)、アザミ、ムクノキの実、キツネノカミソリ、レンゲショウマ、ハギ、ハナゾノツクバネウツキ、ツユクサ、ミズヒキ、ヤブミョウガ(花・実)、サルスベリ、レンゲショウマ、ヤブラン、キツネノカミソリ、キンミズヒキ、シュウカイドウ、カラスウリ(花・実)、アオギリ(実)、ノシラン、タカサゴユリ、フユサンゴ(花・実)、ハギ

  • 夏の花など
    [夏の花(上段:宝鐸草、紫式部、中段:狐の剃刀、水引、下段:花菖蒲、光藻)]


実篤公園の秋(9月から11月頃)

夏の暑さが和らいで、陽射しが傾いてきます。萩の花が風に揺れ、竹林の影が長くなり、季節の移ろいを感じます。彼岸花は時期が来ると約束のように咲き、草木の実が膨らんで、秋の深まりとともに色づいていきます。どんぐりが落ち、柿の葉が色づき、日毎に秋の気配。緑一色だった風景に木の葉の黄色や茶色が加わり、紫式部や飯桐の実が赤・青・紫に色づきます。木に絡んだ木蔦が紅く色づくと、紅葉の始まりです。やがて一面にもみじが錦繍を織りなします。

秋の花と実など

サルスベリ、ノシラン、ミズヒキ、ハギ、ヒガンバナ、クズ、実(カラスウリ、イイギリ、ヤブミョウガ、ザクロ、ムラサキシキブ、ノイバラ、ヒヨドリジョウゴ、ユズ、サネカズラ、ニシキギ、センリョウ、マンリョウ、ジュウリョウ(ヤブカンゾウ)、ホウチャクソウ、ヤブラン、ムクノキ、ナンテン、オモト)、ドングリ(コナラ、クヌギ、カシ、シイ)、キノコ、ヒガンバナ、シュウカイドウ、ヤブラン、ミズヒキ、キンミズヒキ、ヒヨドリジョウゴ、キンモクセイ、キチジョウソウ、チャ、ホトトギス、ツワブキ、ヒヨドリジョウゴ、紅葉(カキ、サクラ、ハナミズキ、ニシキギ、ナツツバキ(シャラ)、キヅタ)

  • 秋の花など
    [秋の花と実(上段:紅葉、秋海棠、中段:萩、烏瓜、下段:石蕗、紫式部)]


実篤公園の冬(12月から1月頃)

冷え込んでくると紅葉が枝先から色づき、緑から紅へと変わっていきます。見上げれば視界いっぱいの錦繍。池の水面を染め、旧実篤邸の窓ガラスに映ります。やがて木の葉が落ち、千両・万両や南天の赤い実が目立つようになると、年が暮れてゆきます。葉が落ちて地表まで届く陽射しに、めでたい名を持つ赤い実が輝きます。青空を背景に辛夷の冬芽を包む毛が白く光り、日向では蕗の薹がひっそりと育ち始めます。やがて福寿草が開くと春の気配を感じさせてくれます。

冬の花と実など

モミジ、花(サザンカ、カンツバキ、ヤツデ、ツワブキ、ワビスケ、ツバキ各種)、実(センリョウ、マンリョウ、 ジュウリョウ(ヤブコウジ)、オモト、ナンテン、ノイバラ、ヤブラン、ノシラン、ユズ)、フクジュソウ、木々の冬芽

  • 冬の花など
    [冬の花(上段:紅葉、寒椿、中段:紅葉と下の池、山茶花、下段:万両、十両)]