調布市武者小路実篤記念館

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展覧会

2021年度(令和3年度)展覧会概要(2021年4月〜2022年3月)

※新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため開催が変更・中止となる場合があります。最新の情報は当館ホームページやツイッターをご覧いただくか、電話でお問い合わせください。

春季展「芽出たき仲間(めでたきなかま)」野菜を描く

会期:2021年3月6日(土曜日)から4月18日(日曜日)

40歳頃から画を描きはじめた実篤。50年にわたる画業の中で描いた野菜や果物、花などの画には、自然の美しさや生命力が表現されています。描く対象をよく観察し、一つ一つのモチーフがもつ色や形などを描き出すことは、実篤にとって、それぞれがもつ「美しさ」「個性」を再発見するための時間でもありました。「自然のつくったものはいくら見ても見飽きない」と言う実篤が描いた画を見た時、私たちは、自然が作る形の不思議さや、美を見たままに描いている点に、親しみやすさや温かみを感じるのではないでしょうか。本展覧会では、そんな実篤が描いた「自然の美」の中から、「野菜」にスポットをあてて紹介します。


※同時開催 コーナー展示
 全国文学館協議会 第9回共同展示「3.11 文学館からのメッセージ」参加企画「災禍を振り返る」

春の特別展「『白樺』創刊110年 文学の道」13年5ヶ月の軌跡

会期:2021年4月24日(土曜日)から6月13日(日曜日)

1910年(明治43年)、実篤や志賀直哉ら学習院の同窓生を中心に同人雑誌『白樺』が創刊され、1923年(大正12年)の関東大震災までの13年5ヶ月の間、刊行が続けられました。「他のものにあきたりないので、自分で、自分の要求する文学をうみ出さう」という若い情熱が集った『白樺』は、実篤、志賀に加え、有島武郎や里見弴、木下利玄、長與善郎など日本近代文学史に名を残す文豪たちの出発点でもあります。
本展覧会では『白樺』の足跡を辿りながら、この雑誌が当時の日本文壇に与えた衝撃と影響をご紹介するとともに、その個性豊かな同人たちの作品をご覧いただきます。

 
     

館内整備による長期休室

展示室休室 6月15日(火曜日)から7月9日(金曜日)

夏休み企画「知ってる? 武者小路実篤」

会期:2021年7月10日(土曜日)から8月29日(日曜日)

みなさんは武者小路実篤を知っていますか?
実篤には3つの仕事の柱がありました。1つめは文学の作家としての仕事、2つめは画家としての仕事、そして3つめに「人間らしい生活」を目指した新しき村に関する仕事です。本展覧会では、実篤の90年の生涯と作品や業績を、小・中学生や実篤について初めて学ぶ人にもわかりやすくご紹介します。
また、東京2020オリンピック・パラリンピック開催を機会に、実篤が見た1936年のベルリン大会と1964年の東京大会を中心に、実篤とオリンピックについて、特集コーナーで取り上げます。

秋季展「色を重ねる」実篤の油画

期間:2021年9月4日(土曜日)から10月10日(日曜日)

野菜や花を墨で描いた淡彩画で有名な実篤ですが、一方で多くの油画も描いています。一発勝負の淡彩画とは違い、何度も絵の具を塗り重ねることができる油画。実篤は油画を描くとき、「全力を出してそのままぶつかってゆける」と感じ、自然の持つ美しさを納得がいくまでキャンバスの上に表そうとしました。当館の所蔵する、実篤の油画とその色彩の魅力を紹介します。

秋の特別展「武者小路実篤と映画」

会期:2021年10月23日(土曜日)から12月5日(日曜日)

実篤の文学作品が元となった映画は9作品。「結婚悲劇」「ある父」「その妹」「世界を賭ける恋」「いのちの朝」「愛と死」、尾崎紅葉の代表作を実篤が戯曲化した「金色夜叉」、第二次世界大戦中と戦後の2度にわたり制作された「幸福な家族」です。本展覧会では、当時のポスターやチラシ、台本などの資料をとおして、それぞれのストーリーを紹介するとともに原作との違いを探ります。また、「実篤」と「映画」をキーワードに、映画の世界に足を踏み入れる前から実篤と交流があった木村荘八や小國英雄ら、映画制作に携わった人たちについても取り上げ、当館が所蔵する映画にまつわる資料を一挙に公開する機会といたします。

企画展「物語を綴じる(ものがたりをとじる)」雑誌と単行本

会期:2021年12月11日(土曜日)から2022年1月16日(日曜日)

作家が原稿用紙に書き上げ、雑誌や単行本として世にでる物語。出版物として綴じられることで、表紙や挿絵といった装幀や、時代を反映する雑誌の特集など、物語の周囲に新たな魅力が生まれます。今回は当館の4万冊近い蔵書の中から、実篤作品を中心に書籍の魅力を探るとともに、2002年に閉館した東京都近代文学博物館から移管された稀覯本(きこうぼん)なども出品します。

企画展「形を楽しむ」彫刻・木工・陶磁器

会期:2022年1月22日(土曜日)から2月27日(日曜日)

当館が所蔵する立体作品・資料は174点余。ひとえに立体と言っても、石、木、金属、土、紙などの素材を用い、彫刻、鋳造、焼き物から、張り子や日本人形など、幅広い技法とジャンルがあります。多くは実篤が自ら収集したもので、時代や国を問わず、自らの琴線に触れる作品を手元において日常的に見て楽しみ、また、それらを絵に描くことで色や形の美しさに心を躍らせました。木喰仏から石仏、梅原龍三郎や高田博厚、佐藤玄々らの近代彫刻、日本の陶磁器や民芸品、中国の俑、エジプトの彫刻、東南アジアの器まで、古今東西の様々な「形」をお楽しみください。

春季展「あの人が見た実篤」実篤の交流関係

会期:2022年3月5日(土曜日)から4月17日(日曜日)

「友情」や「愛と死」などを書いた文学者、野菜や花の画で知られる画家、誰もが自分の個性を活かして暮らす「新しき村」の提唱者……。90年にわたって生涯変わらず精力的に活動した実篤は、多様な顔を持っていました。その友人や交流関係には、文学者、画家など、分野も関わりも異なる様々な人物がいます。周囲の人にとって、実篤はどのような人物だったのでしょうか。交流のあった人々がかいた実篤についての文章や書簡、肖像画などから、それぞれの「実篤像」を探ります。